幸せって
久しぶり。
更新していないときも見に来て下さった皆さんありがとう。
でね、皆に聞いてほしいことがあるんだ。
いい友達ができた!
友達って所詮学校に通う上でのおまけみたいなものだって思っていたけど、友達ってこうゆうものなんだってその子に教わった。
皆にとっての友達ってなんだろう?
今なら藍は、友達は人生に花を添えられる美しいモノだって言える。
なにがあったかって言うとね、
三日間学校を休んだ次の日、登校すると担任に呼ばれた。
そしたら毎回おなじく「悩んでるんじゃないか?」って聞かれるんだ。
心配してくれるのはありがたいよ?でも、そういうくせに露骨に無視されてる藍をみても見て見ぬふりをするんだ。
どう考えても矛盾している。
前にもちらっと書いたけど、藍は私立の中学校に通っているんだ。
だから評判を落としたくないのかいじめは隠す。
一年生の時、藍が描いた絵がなくなったことがあった。
それは美術の課題で、なくては困るものだった。
そして、後日くしゃくしゃになった絵が職員室の廃品箱に入っているのを見た。
担任からはどうしても見つからないって言われたよ。
でも描いたのは知ってるから点はつけるって。
笑っちゃうよね。どんだけ隠したいんだよ。
ますます大人が、人が嫌いになった。
今まであった嫌がらせを全部書いてやりたいけど、きりがない。
そんなこんなで今に至るわけで、藍は休んだ次の日も一人でいた。
そしたらね、クラスメートが一人藍のところに来た。
全然話したことのない男の子で、失礼だけど藍と同じ暗い雰囲気をもった子だった。
で、小さい声で「言いてえ事があるから昼休みいつも階段にいろ。」って言うんだ。
藍はびっくりした。
いつも藍は昼休み誰にも見つかりたくないから、校舎の一番端の階段でお弁当を食べているんだけど、その子はそれを知っていたみたい。
びっくりすると同時に怖いとも思った。その子は少し目つきが悪かったから。
びくびくしながら昼休みいつもの階段にいったら、その子が座っていた。仮にMとよぶ。
でね、Mの二段上に座ったら、Mが開口一番に「逃げるな」って言ったんだ。
なにが?って言ったら、Mが話し出した。
「お前の辛いことはわかってる。クラスの奴はクズだし、俺も同じく辛いし。でもそこでお前が休むと逃げてるだけだ。辛くても来れば楽しいこと見つかるかもしれないし、愚痴とか全部聞いてあげるから。」って。
すんごく嬉しかった。慰めて?くれたのも嬉しいけど、なにより心配の言葉を言わずに、逃げるなって怒ってくれたのが嬉しかった。
それで泣いちゃって、Mが自分の話もしてくれて、そして友達になった。
はじめて同じ考えを持つ人に会えた。
Mも自傷癖があったから、一緒に止めていく約束もした。
友達ってなんていいモノなんだろう。
長くなってごめんね。
中二ブログ・・・http://juniorschool.blogmura.com/juniorschool_2nen/ranking.html